『アウト×デラックス』出演者にトラブル続出 プロデューサー・鈴木善貴容疑者はオンカジ逮捕、看板レギュラー・遠野なぎこは自宅に身元不明遺体

今、マツコ・デラックスのまわりで、運命のいたずらとしか思えない出来事が重なっている。 「6月23日、フジテレビのエースプロデューサー・鈴木善貴容疑者がオンラインカジノの利用で、常習賭博の疑いにより逮捕されました。現役テレビマンの不祥事に業界は騒然としましたが、特にマツコさんにとっては大きなショックだったようです」(芸能ジャーナリスト、以下同) 鈴木容疑者は、マツコの冠番組『アウト×デラックス』を立ち上げた、いわば“企画の生みの親”だった。 「鈴木容疑者は3月末から5月中旬までの1カ月半で、約1億7000万円をオンラインカジノに賭けていました。ただマツコさんにとってショックだったのはその金額ではなく、個人的な信頼関係の裏切りでしょう。2年ほど前、事務所の前の社長を通じて鈴木容疑者の借金の相談を受けたマツコさんは、その半分を肩代わりしていたことが『NEWSポストセブン』の取材で明かされています。 そのインタビューで『1000万円ほど貸していた?』という問いに、マツコさんは『具体的な金額は言えない』と伏せたものの、『そんなには貸してないということだけは言っておくわ』と語っていますが、それだけ深い信頼関係があったからこその“無言の支援”だったのでしょう」(芸能記者) 実際、『アウト×デラックス』最終回の収録後、マツコは「2度とレインボーブリッジは渡りません」とフジとの“決別”を宣言するほど、鈴木容疑者のことを信頼し、かわいがっていたのだ。 マツコはまた、そんな人気番組に“アウト軍団”の1人として出ていた、遠野なぎこさんにも、特別に目をかけていた。 「遠野さんは、同番組がまだ深夜帯の特番時代から出演。番組がレギュラー化されたあとも、持ち前の破天荒なキャラで人気を博しました。そんな彼女をマツコさんはいつもの口調でいさめながらも、繊細で弱い一面もよく知っていたんです。共演を重ねるうちに、ある種の友情が芽生えていきました。 遠野さんもまた、ドラマ『ルパンの娘』(同系)に出演が決まった際には『すぐにマツコ・デラックスさんに報告しました』と語っており、プライベートでも交流があったことがうかがえます」(同前) 7月4日、衝撃的なニュースが駆け巡った。3日の夕方、遠野さんの都内自宅マンションから身元不明の遺体が発見されたというのだ。遺体は腐乱が進んでおり、DNA鑑定により身元確認が進められているが、遠野さん本人と連絡が取れない状況が続いている。 信頼していたテレビマンの逮捕、親しくしていた女優の不穏な知らせ……。マツコの胸中はいかばかりか。

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