青森県五所川原市で同僚の男性の左肩を刃物のようなもので突き刺し、殺害しようとしたとして逮捕されたベトナム国籍の39歳の男について、2024年1月に技能実習生として来日していたことが分かりました。 中澤美寿妃 記者 「殺人未遂事件はこちらの宿舎でおきました。当時ベトナム国籍の男は、宿舎で同僚と一緒に酒を飲んでいて犯行に及んだと見られています。付近の住民によりますと、発生当時、こちらにはパトカーが複数台来て、あたりは騒然としていたということです」 ベトナム国籍の解体作業員 グエン・バ・タン容疑者(39)は7月5日、五所川原市の会社の宿舎で、ベトナム国籍の同僚の男性の左肩を刃物のようなもので突き刺すなどして殺害しようとした疑いが持たれています。 警察によりますと、男性の左肩のけがは深さ4cmで肺の付近まで達し、頭にも10cmほどの切り傷を負いました。 グエン容疑者も首にけがをし、警察は退院を待って7日に逮捕しました。 勤務先の社長によりますと、グエン容疑者と男性は2024年1月に技能実習生として来日し、これまでにトラブルはなかったということです。