【独自】太田光代社長、自社の“オンカジ芸人”実名報道も「自粛の必要はない」 書類送検で出していた"嘆願書"

今年に入り、芸能界を中心に大きな騒動になっているオンラインカジノでの違法賭博。 2025年4月、吉本興業所属の芸人6人がオンラインカジノでの賭博行為により警視庁から書類送検された。対象者は、ダイタク・吉本大(41)、9番街レトロ・なかむら★しゅん(32)ら6人。スマホ等を用い、仕事の合間などに賭博に興じていたと報じられている。5月22日、東京地検は6人を単純賭博容疑で略式起訴。これを受けて吉本興業は「厳重注意」として当該タレントの活動を一時自粛。カウンセリングやコンプライアンス研修を実施し、6月上旬から順次復帰している。 そんな中、7月8日朝、爆笑問題やウエストランドが所属する芸能プロダクション「タイタン」所属のお笑いコンビ・バターヤングの佐野寛(29)と、“あさひ”として活動するピン芸人の斎藤旭(36)が、オンラインカジノで賭博をしたとして同日書類送検されたことが実名で報じられた。 同事務所は今年3月1日、同社内部調査(対象者106人)をした結果として、オンカジの利用経験者が4人いたことを名前を非公開で公表。この4人について、外部弁護士の同伴のもと、捜査機関に対する任意出頭および事情説明を行なうとしていた。 7月8日に爆笑問題の太田光(60)の妻で同事務所の太田光代社長は、一部スポーツ紙の取材に対応し、“自主したのに実名報道される”ことに違和感を示したと伝えられているが、所属芸人の書類送検、および実名報道に至るまでには一体何があったのか。本サイトは、光代社長に詳しく話を聞いた。 「オンカジが社会問題になるなかで、うちとしては何ができるかと考えた時に、まずは社内調査をしようと。その結果、オンカジに何らかの形でかかわったという人が4人いたということです。そもそもオンカジは広告をバンバンやっていたこともあって、何をしたらアウトなのかが本人たちもよくわかっていない。“もしかしたら該当するかもしれない”というモヤモヤしたケースを含めて4人です。 不安な状態を抱えて活動するぐらいなら、きちんと警察に行って調べてもらったらいいんじゃないかということで、外部の弁護士同伴のもと調査を受けさせたところ、そのうち2人が『単純賭博』に該当することがわかりました」(光代社長) 光代社長によれば、警察から2人を書類送検するという連絡を受けたのは報道の前日の同月7日夜。警察からは、自主的に調査を申し出た経緯を踏まえ、実名は公表しないとの説明を受けたという。ところが翌朝、実名が報じられたというのだ——。

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