転売目的の金属盗、4県で81件 被害総額267万円 男の犯行裏付け 茨城県警

茨城県警常総署と県警捜査3課、県警機動捜査支援課の合同捜査班は9日、埼玉県松伏町、無職、男(73)=窃盗罪で有罪判決=が、茨城県をはじめ埼玉、千葉、群馬の4県で計81件の金属盗を繰り返していたことを裏付けたと発表した。被害総額は約267万円、被害品は137点に上った。 同署によると、2021年4月~25年1月ごろの間、茨城県内35カ所で42件の犯行に及ぶなど、4県で金属などを盗んだ。被害別で最も多いのは、給水制御部品の「フラッシュバルブ」86件。次いで蛇口34件、給水配管12件。盗んだ金属は転売し、生活費に充てていたという。 男は1月21日、同県つくばみらい市の公園の公衆トイレからフラッシュバルブや蛇口計3個盗んだとして、窃盗の疑いで逮捕され、5月16日に懲役3年の実刑判決を受けた。

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