不正入手した他人名義のクレカ情報で、海外製腕時計を購入した疑い 43歳男再逮捕

不正入手した他人名義のクレジットカード情報を使い、海外製の腕時計を購入したとして、兵庫と滋賀、宮崎県警の合同捜査本部は9日、私電磁的記録不正作出・同供用と窃盗の疑いで、愛知県豊明市に住む中国籍の会社員の男(43)を再逮捕した。 再逮捕容疑は何者かと共謀し2024年4月26日、不正に得たクレジットカード情報を使い、インターネット通販サイトで海外製の腕時計(販売価格15万9500円)を購入。同年5月1日に男の自宅で商品を受け取った疑い。調べに男は「他人のカードで購入された荷物とは知りませんでした」と話しているという。 兵庫県警サイバー捜査課によると、男は荷物を受け取ると2日後に関東地方にあるマンションの一室に転送していた。指示役とみられる人物と中国の通信アプリ「微信(ウィーチャット)」でやりとりしており、報酬は電子マネー「ウィーチャットペイ」で受け取っていた。 同本部は男の自宅から荷物の送付伝票約300枚を押収しており、転送先のほとんどは関東地方で、数十カ所に上るとみている。 男は先月18日、他人名義のクレジットカード情報を使用してネット通販でカメラレンズなどを購入したとして、同本部に窃盗などの疑いで逮捕されていた。

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