去年11月、鹿児島市で車に4人がはねられ1人が死亡3人がけがをした事件で、鹿児島地方検察庁は84歳の女を起訴しました。 過失運転致死傷の罪で8日起訴されたのは、鹿児島市の吉崎順子被告（84）です。※立つさき 起訴状などによりますと吉崎被告は去年11月、鹿児島市下荒田1丁目の県道で乗用車を運転し交差点を右折する際、横断歩道や歩道上にいた男女4人を次々にはね、姶良市の当時37歳の男性を死亡させたとされています。男性のほか、3人が重傷を負っていてこのうち40代の女性1人は脳に後遺症を負いました。 検察は「今後の裁判に影響が生じる」として吉崎被告の認否を明らかにしていませんが、逮捕当時は、警察の調べに対して「ブレーキを踏むつもりがアクセルを踏んでしまった」と容疑を認めていました。