また空き家から“給湯器”が 窃盗容疑で会社員の31歳男を逮捕 今年に入り29件 神戸・長田区

神戸市長田区の空き家から、屋外に設置されているタイプの「給湯器」を盗んだとして、近所に住む31才の会社員の男が逮捕されました。今年に入って29件目の被害だということで、警察が注意を呼びかけています。 窃盗の疑いで逮捕された会社員の中川拓也容疑者(31)は5月、長田区二葉町の空き家から、屋外に設置されているタイプの給湯器1台を盗んだ疑いが持たれています。 家の所有者が5月末、約半月ぶりに空き家の様子を見に来た際に盗難に気付き、警察に通報しました。 警察の調べに対し中川容疑者は、「5月中旬ごろ、空き家の給湯器をホースを外して盗みました」と、容疑を認めているということです。 給湯器はエアコンの室外機などと同様に、金属部分を狙って盗まれるケースが最近になって増えています。 長田区内では給湯器が盗まれる事件が相次いでいて、今年に入ってすでに29件の被害があり、その大半が空き家だったということで、警察は警戒するよう呼びかけています。 警察によりますと、長田区内では1人暮らしの高齢者が亡くなったあと、住宅がそのまま空き家になるケースが増えているということです。

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