「新宿タワマン刺殺」裁判傍聴ルポ 被害女性は「ナメクジ以下でも貸してくれるサラ金に行け」と和久井学被告を罵倒しながら貢がせていた “落ち度”は酌量されるべきか

昨年5月、東京・新宿のタワーマンションの敷地内でガールズバー元経営者の女性(当時25)が殺害された事件の裁判員裁判。7月10日、検察側は殺人の罪に問われた和久井学被告に対して懲役17年を求刑した。一方、弁護側は被害女性に数々の「落ち度があった」として懲役11年が妥当と主張。弁護側が主張するA子さんの“落ち度”は酌量されるべきなのかーー。結審するまで5日間にわたって開かれた裁判を振り返る。(前後編の前編)

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