無許可業者に産廃処理委託「人手不足だった」 容疑で解体工事会社部長ら3人逮捕

無許可の下請け業者に産業廃棄物の収集運搬や処理を委託したなどとして、警視庁生活環境課と五日市署などは廃棄物処理法違反の疑いで、解体工事会社部長、水田翔悟容疑者(34)=住居不定=ら男女3人を逮捕し、11日、同社など法人3社を書類送検した。水田容疑者は調べに「解体工事が重なっていて人手不足だった」と容疑を認めている。 水田容疑者の逮捕容疑は令和6年10月28日ごろ、東京都国立市の家屋解体工事に伴う産業廃棄物の収集運搬や処理について、都の許可を受けていない下請け業者に委託したとしている。 同課によると、受託した事業者がさらに無許可の下請けに委託。最終的に受託した事業者は、自社の敷地内に約968キロのがれきや断熱材などを埋めたとしている。近隣住民から多摩環境事務所(立川市)に相談があり、同事務所が警察に通報して発覚した。

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