今月20日に投開票が行われる参議院選挙の候補者にインターネット上で殺害をほのめかす投稿をして選挙の自由を妨害したとして、警察は34歳の会社員の男を逮捕しました。 公職選挙法違反の疑いで逮捕されたのは、朝霞市膝折町の会社員渡部遼容疑者(34)です。 渡部容疑者は9日、インターネット上の掲示板で、今月20日に投開票が行われる参議院選挙の候補者に対し、殺害をほのめかす投稿をして選挙の自由を妨害した疑いが持たれています。 調べに対し、渡部容疑者は「やったことは間違いない」「憂さ晴らしだった」と容疑を認めているということです。 警察によりますと山口県内の候補者の陣営が10日、山口県警に被害を届け出ていました。 参議院選挙の公示後、公職選挙法違反で検挙されるのは全国で初めということです。