「えー、久しぶりです。すごい久しぶりに今インターネット繋いでます。ホントにいきなり消えてしまって、申し訳ありませんでした。今からちょっと説明をしようかなと。生きてました!」 5月12日を最後に、XでのポストやYouTubeでの配信が止まっていたため、「事件に巻き込まれたのではないか」と、安否が心配されていたYouTuberの与沢翼氏。その与沢氏が、7月6日、約2カ月ぶりのライブ配信をおこない、現状を報告。その中での“衝撃の告白”に、驚きの声が寄せられている。 与沢氏の、ここまでの経緯を芸能記者が振り返る。 「与沢さんは、4月18日、自身のXで《仕事をやめてタイに来てから『覚せい剤』にどっぷりはまっていました》と、突如、薬物使用を告白。その後、タイから妻の麻美さんと3人の子どもが日本に帰国したことを明らかにすると、5月7日に突然、日本に帰国。YouTubeの配信では、“妻が自分の資産を狙っている”“(保険金絡みで)殺される可能性もある”“自分の携帯に残っていたはずの、妻や警察に都合の悪いことはすべて、警察の権限で消されている”としたうえで“千葉県警が不正をしている”と語るなど、“支離滅裂”な言動を繰り返したため、不審に思う視聴者のコメントが殺到しました。 それまでは、1日に何度もSNSに書き込みをしていた与沢さんですが、5月12日、YouTubeでのライブ配信と、Xへの《奥さんから離婚届けを出したと言われました(本当かな?どうなんだろう)》などのポスト以降、一切の発信がなくなったため、その安否を気遣う声があがっていたのです」 そして、ついに沈黙を破ったYouTubeのライブは『ごめんなさい。』のタイトルで突如、始まった。タクシーの中から配信され、冒頭の挨拶に続けて、 「実はですね、病院に格納されてまして、帰ってきました。54日かな、54日、病院に格納されてまして。ホントに、さっき退院してきたんですよ。ずっと携帯も触らせてもらえなくて、医療保護入院って言ってですね、なんていうんですかね、逮捕されたんだなと思いました」 と衝撃の告白をおこなった。 「与沢氏は、5月13日の朝に、自身の両親によって半強制的に病院に連れていかれ、そのまま医療保護入院をさせられたことを告白。《言うなれば、部屋の中とかも閉鎖病棟です。精神病ですね、精神病院。僕も初めての経験だったので、ああ、こういうのがあるんだと思って。精神病院ってところに、閉鎖病棟に、簡単な話、ぶちこまれてたという感じです》と、精神病院に入れられていたことを明かしたのです。 最初の12日くらいは完全に隔離されていたそうで、治療期間は、リスペリドンというドーパミンが過剰に出るのを抑える薬を飲み、5時40分に起きて21時に寝るという規則正しい生活を送っていたそうです。そして、これまでの支離滅裂な言動は、すべてはドラッグ使用による自分の妄想だったと語ったのです」(同前) この日以降、与沢氏は毎日のように配信を実施。7月11日には、タイに1人で帰国したことも明かしている。帰国前の配信では、 「警察から取り調べ受けましたよ。成田に着いたときに、千葉県警から事情聴取というか、どういう状況ですか? って。検査とかはやってない。でも、5月13日に病院でやったけどね。全部陰性です。もちろん。その時点では抜けてるってわけで」 と語るなど、薬物は完全に抜けているとも説明した。 「ただ、ファンの間ではこのまま与沢氏をタイに帰すべきではない、という主張も出ています。実際、また現地で孤独を感じた場合、精神的に不安定になってしまったり、違法薬物に手を出してしまうかもしれませんからね。与沢さんいわく、タイにいた際には目標を失い、落ち込んでいたということでした。今後、新たな目標を定めて活躍してくれるといいのですが……」 かつて “秒速で1億稼ぐ男”と呼ばれた男は、散々、世間を騒がせてタイへと戻っていった。