幻覚作用のある麻薬「ケタミン」を密輸した疑いで、密輸グループの指示役とみられる男が逮捕されました。 逮捕されたベトナム国籍の技能実習生チュオン・ヴイェット・フン容疑者(28)は、去年12月、スロバキアから航空小包郵便で、幻覚作用のある違法薬物「ケタミン」およそ2.1キロ=末端価格4200万円相当を密輸した疑いがもたれています。 チュオン容疑者はベトナム人密輸グループの指示役とみられていて、おもちゃやお菓子が入った段ボールの内側に銀紙に包んだ「ケタミン」を隠して密輸していたということです。 チュオン容疑者のグループは、これまでにおよそ5.1キロ=末端価格1億円相当の「ケタミン」を密輸していたとみられていて、警察は組織的な犯行とみて調べています。