大阪の半グレ集団で『テポドン』と名乗る男らが、知人男性を殴って現金を脅し取ろうとしたとして逮捕されたことが15日、捜査関係者への取材でわかりました。 傷害と恐喝未遂の疑いで逮捕されたのは、『テポドン』こと、吉満勇介容疑者（38）ら6人です。 捜査関係者によりますと、吉満容疑者らは今年4月、大阪・ミナミの飲食店に20代の知人男性を呼び出して、顔面を殴るなどした上、「殺してまうからな。頭割ったるわ」などと言い、現金100万円を脅し取ろうとした疑いがもたれています。 男性は警察に通報し、現金は奪われませんでしたが、頭や顔などに全治2週間のケガをしました。 吉満容疑者は自らを「テポドン」と名乗り、大阪・ミナミで活動する半グレグループのリーダー格とみられていて、警察は、グループの実態や事件の詳しい経緯について捜査しています。