去年12月、都内のホテルの580以上の部屋に虚偽の宿泊予約をしホテルの業務を妨害したとみられる、国立大学病院の元臨床検査技師の男が逮捕されました。 偽計業務妨害などの疑いで逮捕されたのは、島根大学医学部附属病院の元臨床検査技師・佐貫純希容疑者(28)です。 佐貫容疑者は去年12月、インターネット上で羽田空港直結のホテルに258部屋分の虚偽の予約を行い、ホテルの業務を妨害した疑いがもたれています。 警視庁によりますと、佐貫容疑者は、複数の偽名を使いあわせて580以上の部屋を虚偽に予約していたとみられていて、病院の勤務中などの時間を使い予約をしていたということです。 佐貫容疑者は、犯行の前の月にもこのホテルに宿泊していて、取り調べに対し、「ホテルとトラブルになったことがないので、なぜ今回逮捕されたのか理解できません」と容疑を否認しています。