拳銃や実弾などを所持したとして、警視庁薬物銃器対策課は、銃刀法違反（加重所持）などの疑いで、指定暴力団二代目浪川会組員の佐藤年男容疑者（61）＝住居不詳＝を逮捕した。「そんな拳銃は知らない」と容疑を否認している。 逮捕容疑は1月、東京都内やその周辺で回転式拳銃1丁とこの拳銃に適合する実弾4発を保管したほか、別に実弾20発を所持したとしている。 警視庁が5月、同法違反容疑などで摘発した男（42）＝同法違反罪などで起訴＝の関係先として佐藤容疑者が浮上。行方を追っていたところ、今月14日に警視庁五日市署に出頭した。警視庁は拳銃の入手ルートや目的について捜査を進める。