札幌・中央警察署は2025年7月16日、窃盗の疑いで札幌市中央区に住む飲食店経営の男(39)を逮捕しました。 男は2025年5月29日午前8時ごろ、札幌市中央区南3条西4丁目の路上で、携帯電話1台を乗せた状態の軽乗用車1台(時価合計24万円相当)を盗んだ疑いが持たれています。 警察によりますと、当時この車は配達業の男性(35)が運転していましたが、男性がフードデリバリーのためエンジンをかけたまま施錠せずに車を降りた隙に、無人となった軽乗用車を男が盗んだということです。 盗まれた軽乗用車は、事件当日に現場から約2.5キロ離れたマンションの駐車場で発見されました。 しかし、このマンションには男は住んでおらず、警察は防犯カメラの解析を進め、逮捕に至ったということです。 調べに対し男は、「記憶にはあります」と容疑を認めています。 警察は、道内ではほかにもフードデリバリーの隙を狙った車両窃盗が発生しているとして、短時間の降車でも必ず施錠するよう注意を呼びかけています。