盗撮画像共有メンバーの1人 元教諭(34)の初公判 「被害者の方に一生残る傷を負わせた」マスクに半そでシャツとスラックス姿で出廷 名古屋地裁

盗撮した画像を共有していた教員たちのグループチャット。メンバーの一人の裁判が始まりました。 10人近い教員が女子児童を盗撮した画像や動画をグループチャットで共有していた事件では、名古屋市の小学校教諭・森山勇二被告(42)と横浜市の小学校教諭・小瀬村史也被告(37)が起訴されています。 この事件が発覚したきっかけは、グループチャットのメンバーの一人、名古屋市の小学校の元教諭・水藤翔太被告34歳が別の事件で逮捕されたことでした。 駅のホームで少女のリュックに体液をかけ、さらに勤務先の学校でも給食に体液を混ぜた罪などに問われている水藤被告。その裁判が17日、名古屋地裁で始まりました。 ■「被害者の方に一生残る傷を負わせてしまい、反省」 (矢野司記者)「午後2時半前です。わずか32枠の傍聴券を求めて、名古屋地裁には長い行列ができています」 水藤被告はマスクをして半そでシャツとスラックス姿で出廷しました。起訴内容が間違いないかを問われると、こう答えました。 (水藤翔太被告) 「間違いありません。被害者の方に一生残る傷を負わせてしまい、反省しています。本当に申し訳ございませんでした」 続く冒頭陳述で検察側は「好みの容姿の女児を見つけると、下半身を露出したり、体液をかけたりしていた。その様子をスマートフォンで撮影してSNSグループに投稿し、承認欲求を満たしていた」などと指摘しました。

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