警察署の留置施設で勾留中の男性が意識のない状態に 搬送先の病院で死亡確認 前日夜に頭痛訴え=静岡県警

静岡県警は、警察署で勾留中の男性が意識のない状態で発見され、病院で死亡が確認されたと発表しました。 死亡が確認されたのは58歳の男性です。 警察によりますと、男性は7月22日午前7時頃、袋井警察署の留置施設で意識のない状態で発見され、その後、午後1時頃に搬送先の病院で死亡が確認されました。 男性は7月20日に器物損壊の容疑で逮捕され、21日に検察に送致されていました。 警察によりますと、男性は死亡する前日の夜に頭痛を訴えていて、警察は市販薬を飲ませたということです。死亡した日の午前6時半頃までは呼吸等に異状はなく、眠っていることを確認できていたということです。 午前7時頃の起床の際、呼びかけに対して反応がなく、意識がなかったため、救命措置や救急車を呼ぶなどの対応をしたということです。男性に外傷はありませんでした。 警察は「体調不良の被勾留者を発見した際は、速やかに救急要請するなど、引き続き適正な対応に努めていきたい」とコメントしています。

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