警察官になりすまし、現金1620万円をだまし取った疑いで、マレーシア国籍の37歳の男が再逮捕されました。 23日、詐欺の疑いで再逮捕されたのは、マレーシア国籍の男(37)です。 警察によりますと、男は今年1月上旬から中旬にかけ、仲間と共謀して警察官になりすまし、相馬市の70代男性に「あなたを犯罪の共犯者として捜査しており、捜査のために口座の現金を調べる必要がある」などとうその電話をかけ、現金1620万円をだまし取った疑いが持たれています。警察の調べに対し、男は「たぶん間違いないでしょう」と容疑を認めているということです。 男は、現金を回収する役割の受け子とみられ、6月17日には、同様の手口でいわき市の80代女性から現金1000万円をだまし取ったとして逮捕されていました。 男は日本語は話せず、警察は、警察官になりすました別の共犯者がいるとみて捜査を進めています。