乗客になりすまし…欠航・遅延補償金790万円を不正に受領した疑い ANA沖縄空港の元社員を逮捕

沖縄県警豊見城署は24日、天候の悪化などに伴う欠航や遅延の際に乗客に支払う補償金計約790万円を不正に受領したとして、全日本空輸(ANA)のグループ会社「ANA沖縄空港」(那覇市)の元社員で、同市のアルバイト従業員の男(30)を電子計算機使用詐欺の疑いで逮捕した。容疑を認めているという。 署によると、男は業務用端末を使い、乗客の氏名や補償の申請番号などの顧客情報を入手。その後、乗客のメールアドレスを自身のアドレスに変更し、補償対象の乗客になりすまして昨年9月中旬から今年4月上旬までに計約380回、約790万円相当の電子マネーをだまし取った疑いがある。男はすでに懲戒解雇されたという。

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