料金を払う意思も能力もないのに、福岡市のカラオケ店を利用したとして、20歳の女が現行犯逮捕されました。女は7時間以上にわって食事やカラオケを楽しんだとみられています。 警察によりますと住所不定・自称アルバイトの20歳の女は、11日午後11時ごろから12日の午前7時頃まで、福岡市天神のカラオケ店を利用し、歌い放題がついた部屋の使用料金約3500円と、ドリンクバーや軟骨からあげなどの飲食代金約2000円をだまし取った疑いが持たれています。 11日夜から翌朝6時までのコースを申し込みながら延長を申し出たため、店員が一旦の精算を求めました。 しかし「財布にお金がない。9時になると銀行が開くので待ってほしい」などと、即時の支払いを拒んだため、店員が110番通報したということです。 警察の調べに「現在、住む家がなくお金を持っていないので、最初から支払うつもりはありませんでした」と容疑を認めています。 警察は余罪があるとみて調べを進めています。