2024年9月から10月にかけて国内で働くための許可を受けずにネパール人2人を宮城県栗原市内の廃品買取会社で不法就労させたとして24歳の中国籍の男が逮捕・送検されました。 栗原市一迫真坂の中国籍の会社役員小平森也こと高瀚(がお・はん)容疑者(24)は、2024年9月22日から10月31日までの間、国内で働くには出入国在留管理庁長官の許可を受ける必要があるネパール人2人を自分が経営する廃品買取会社「小平商事」で作業員として不法就労させた出入国管理法違反の疑いが持たれています。 2024年10月に、栗原市内で発生した廃品回収をかたった窃盗事件の捜査でこの会社が違法に外国人を働かせている疑いが浮上しました。11月1日には出入国管理法違反の疑いでネパール人2人も逮捕されています。警察は捜査に支障が出るとして高容疑者の認否を明らかにしていません。 この会社には他にも外国人が複数人働いていて、警察が余罪の有無や会社の経営実態を調べています。