「出し子」か、ATMから現金引き出した疑いで2人逮捕 いわき中央署

福島県いわき市の80代女性のキャッシュカード2枚がだまし取られ口座から450万円が引き出された「なりすまし詐欺」事件で、いわき中央署は24日、盗みの疑いで東京都西東京市、会社役員の男(26)、同江東区、自営業の男(26)の両容疑者を逮捕した。 逮捕容疑は女性のキャッシュカード1枚ずつを使い、会社役員の男は3月28日にいわき市内のATMから現金150万円、自営業の男は同29、30の両日に都内のATMから現金300万円をそれぞれ引き出して盗んだ疑い。 同署によると、2人はキャッシュカードから現金を引き出す「出し子」とみられる。同様のなりすまし詐欺で通帳やキャッシュカードをだまし取ったり現金を引き出したりしたとして、会社役員の男は6月に会津若松署、自営業の男は5月に郡山署に逮捕されていた。いわき中央署は県警組織犯罪対策課と捜査した。

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