宮城県警察学校では4月に採用された初任科生など合わせて147人が在籍し、日々、警察官に必要な武道や知識の習得に励んでいます。 報道記者たちが特別に参加し、犯人を取り押さえる逮捕術などを体験しました。 教官「しっかり狙った所に当てられるようにやっていきましょう!はい!」 逮捕術は、抵抗する犯人を素早く取り押さえるための武術で、警棒を使って訓練に励みます。 玉置佑規キャスター 「胴!胴!小手!小手!どうでしょう私の打ちは?」 警察学校生 「めちゃくちゃ上手だと思います。胴とかきれいだと思います」 続いて行われた鑑識の授業では車上荒らしや空き巣被害を想定し、車や玄関、金庫など犯人が触れた場所を調べます。 指紋を潰さないように優しくハケを当てていくと…。 粉が付着し浮かび上がった指紋を気泡が入らないよう慎重にシートで採取します。 警察学校生 「一番力を入れているのは逮捕術の授業。警察官にしかできないことなので、犯人を逮捕するとき、いざというときに使えるように一番力を入れて取り組んでいる」 警察学校生 「実践的な訓練も今後始まるので、そういった場面で積極的に行動していき、立派な警察官になれるように頑張っていきたい」 初任科生は短期課程6か月、長期課程は10か月間県警察学校で、学んだ後、県内の交番などに配属されるということです。 宮城県警察学校では2026年春に入学する学生の採用試験申し込みの受付が7月25日から始まっているそうです。