自転車で「当たり屋」か 修理代7000円をだまし取った疑いで66歳無職の男を逮捕 余罪10件以上とみて捜査 【福井】

自転車で車との接触を装い、ドライバーから修理代をだまし取ったとして、福井南警察署は28日、福井市の60代の男を詐欺の疑いで逮捕しました。 詐欺容疑で逮捕されたのは、福井市豊岡2丁目に住む無職の66歳の男です。 警察によりますと、男は2025年3月23日午後3時20分頃、福井市西木田3丁目にある県道と市道の交差点で、事故を装い軽乗用車と接触しました。 田島嘉晃アナウンサー: 「30代の女性が運転していた軽自動車が交差点を左折しようとしたところ、自転車に乗った南部容疑者が突然出てきて、接触したとみられています」 男は、女性が運転する軽自動車と出合い頭の接触事故を装い、「自転車のかごを新しくしたばかりなのに、倒れた時に曲がった」と言って修理代として現金7000円をだまし取った疑いが持たれています。 女性から事故の届け出を受けた警察が捜査し、男の犯行が浮上したということです。 男は、自転車の前かごが既に破損していたにもかかわらず、事故で破損したと主張したということです。 田島嘉晃アナウンサー: 「こちらが南部容疑者から押収された自転車、その数5台です。自転車の前輪部分が歪んでいたり、こちらの自転車のカゴは少し凹んでいます」 南部容疑者は「事故はわざとではない」と容疑を否認していますが、警察は10件を超える余罪があるとみて捜査を進めています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加