「置き手紙」が捜査の手口に…女子中学生を誘拐 20歳派遣社員を現行犯逮捕 奈良県警

10代の女子中学生を連れ回した20歳の派遣社員の男が、未成年者誘拐の現行犯で逮捕されました。 逮捕されたのは、埼玉県在住の派遣社員の男(20)です。 警察によりますと、男は少女が未成年であると知りながら、21日午後からカラオケ店などに連れ回し、22日朝、奈良県橿原市内のハンバーガーショップに2人でいるところを未成年者誘拐の現行犯で逮捕されました。 女子中学生の少女は無事保護されています。 今回の事件は、少女が自宅に残した置き手紙がきっかけで発覚しました。置き手紙には、男のフルネームと土日の予定が書かれており、カラオケ店やイオンモール橿原に行く予定などが記されていました。 少女の保護者からは「夜になっても返ってこない」と行方不明届が出されていて、警察は少女の置き手紙に則って2人が訪れたカラオケ店などを捜索し、2人を発見しました。 調べに対し男は容疑を認めており「未成年の子を親の許可なしに長時間連れ回した」と供述しています。 警察の調べによりますと、男と少女はオンラインゲームを通じて知り合い、これまでにも複数回会っていたということです。 警察は男と少女の詳しい関係や、事件の経緯について捜査を進めています。

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