性犯罪の本質は「性欲」ではない。性加害の実態を見てきた専門家が語る要因は「誤ったストレス対処」と隠れた「支配欲」

「性犯罪」の原因は性欲の強さや抑制のきかなさが原因だと思われがちだが、「誤ったストレス対処行動」が原因にある。 そう話すのは、ソーシャルワーカーとしてアルコール依存症をはじめ、ギャンブル、薬物、性犯罪などとあらゆる依存症問題にかかわってきた、斉藤章佳さん。 著書『夫が痴漢で逮捕されました 性犯罪と「加害者家族」』(朝日新書)から、性加害者が痴漢などの性加害行為に及んでしまうことの多くにある支配欲とストレスの関係について、一部抜粋・再編集して紹介する。

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