架空の会社を名乗り、42回にわたって弁当218食分をだまし取ったとして28日、47歳の男が逮捕されました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、東京都八王子市の無職、赤池洋司容疑者(47)です。 南甲府警察署によりますと、赤池容疑者は去年3月20日から4月27日にかけて、甲府市内の弁当業者から33回にわたって、弁当184食分(販売価格計8万2800円)をだまし取った疑いです。 赤池容疑者は去年5月25日から6月4日にかけても、甲府市内の別の弁当業者から9回にわたって、弁当34食分(販売価格計2万2900円)をだまし取った疑いも持たれています。 赤池容疑者は架空の車のコーティング会社を名乗り、「支払いを掛けでお願いしたい」、「会社を起ち上げるから、法人契約をして弁当を配達してほしい」などとうそを言い、弁当を受け取っていました。 犯行当時、赤池容疑者は山梨県内に住んでいたということです。 警察の調べに対し、赤池容疑者は「間違いありません」と、容疑を認めているということです。