登録を受けず貸金業を営み、違法に高い金利で金を貸し付けたとして、札幌の会社「M's」グループの会長の男ら2人が再逮捕されました。 警察は男らが組織的な犯罪を繰り返していたとみて実態解明を進めています。 貸金業法違反などの疑いで逮捕されたのは、札幌の会社「M's」の会長・武藤健太郎容疑者と社員の植村裕太容疑者です。 2人は2023年10月ごろから貸金業の登録を受けずに札幌市内の3人に対しあわせて1730万円を貸し付けたうえ、法定の利息よりおよそ730万円高い利息を受け取った疑いが持たれています。 武藤容疑者らはこれまで数十人に対し総額1億円以上を貸し付けていたとみられます。 警察は2人の認否を明らかにしていませんが、武藤容疑者を中核とした「M's」グループが組織的な犯罪を繰り返していたとみて、匿名・流動型犯罪グループ「トクリュウ」との関連を捜査しています。