“あおり運転”被害を両者主張、交通トラブルをきっかけに20歳男性の髪の毛をつかみ…暴行容疑の16歳少年「あおってきたのに降りて来なかった」

6月、北海道苫小牧市で車の走行をめぐりトラブルになった男性に対し、髪の毛をつかむなどの暴行を加えたとして、16歳の少年が逮捕されました。 暴行の疑いで逮捕されたのは、苫小牧市に住む16歳の会社員の少年です。 少年は、6月21日午後10時半ごろ、苫小牧市植苗の路上で、車の走行をめぐりトラブルになった20歳の男性の髪の毛をつかみ、引っ張る暴行を加えた疑いが持たれています。 被害にあった男性に、けがはありません。 警察によりますと、当時、少年は仲間が運転する車に乗っていて、被害にあった男性が運転する軽乗用車とトラブルになると、停車した際、車から降りて犯行に及んだということです。 被害にあった男性の同乗者から「あおり行為を受けた」と警察に通報があり、事件が発覚。 警察は、目撃情報やドライブレコーダーなどの捜査から少年を割り出し、容疑が固まったとして29日、少年を逮捕しました。 取り調べに対し、16歳の少年は「あおってきたのに車から降りて来なかったので髪を引っ張った」と話し、容疑を認めているということです。 警察は、実際にあおり運転があったのかどうかなど事件の経緯を調べています。

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