乗用車運転の女を現行犯逮捕…歩行中にはねられた女性が出血性ショックで死亡 県内では1週間で交通死亡事故が4件、県警が「交通死亡事故多発注意報」 富山

28日夜、富山県立山町の県道で歩行中の80代の女性が乗用車にはねられ死亡する事故がありました。警察は乗用車を運転していた60歳の女性を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕し、事故の原因を調べています。 事故があったのは、立山町金剛新の県道です。午後7時半ごろ、近くを通りかかった人から「車と歩行者の事故が発生した」と110番通報がありました。 警察によりますと、近くに住む無職・荒木悦子さん(88)が歩行中に乗用車にはねられ、病院に搬送されましたが、およそ1時間後に死亡が確認されました。死因は出血性ショックでした。 この事故で、警察は乗用車を運転していた立山町上中の団体職員・西田洋子容疑者(60)を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕しました。 調べに対し西田容疑者は容疑を認めていて、警察が事故の詳しい原因を調べています。 富山県内では22日から交通死亡事故が4件相次いで発生しているため、県警は29日から1週間、「交通死亡事故多発注意報」を出して、ドライバーに注意喚起を呼びかけるとともに速度違反などの取り締まりを強化するとしています。

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