境海上保安部によりますと、7月27日午後0時半頃、出雲市大社町の沿岸(JFしまねが免許を有する第一種共同漁業権漁場内)で許可なくサザエなどを獲っていた男2人をパトロール中の海上保安官が発見し、職務質問しました。 男2人は「獲っていません」と密漁を否認して逃走しようとしたため、漁業法違反(漁業権侵害)の疑いで現行犯逮捕しました。 逮捕されたのは松江市の39歳の会社員の男と出雲市の無職の39歳の男で、サザエ42個とアワビ1個を密漁していました。 2人は知人だということです。 容疑について、当初は否認していましたが、逮捕後は認めているということです。 2人は29日に米子区検察庁に身柄が送致されています。 サザエの密漁は100万円以下の罰金、アワビは特定水産動植物に該当するため、3年以下の拘禁刑または3000万円以下の罰金となります。