福岡県教育委員会は、ことし5月に飲酒運転の疑いで逮捕された63歳の男性教諭を、7月30日付で懲戒免職処分としました。 懲戒免職処分を受けたのは、福岡県嘉麻市立の小中一貫校に勤務していた63歳の男性教諭です。 県教育委員会によりますと、男性教諭はことし5月、飲食店やスナックをはしごして酒を飲み、車の中で5時間ほど寝たあと運転しました。 その後、警察の職務質問を受け、基準値を上回るアルコールが検出されたため、男性教諭は現行犯逮捕され、罰金30万円の略式命令を受けてすでに納付しています。 県教委の聞き取りに対し、「一定の睡眠時間があり、飲酒運転の認識はなかった。県民の信頼を損ね、申し訳ありません」と話しているということです。