万博会場でグッズ万引き疑い 容疑で16歳2人逮捕 転売目的か

大阪・関西万博会場内のオフィシャルストアで関連商品を万引きしたとして、大阪府警が関東地方に住む16歳の少年2人を窃盗の疑いで逮捕したことが1日、捜査関係者への取材で判明した。府警は転売目的の可能性があるとみている。 捜査関係者によると、少年2人は6月中旬に会場内の店舗で、万博関連商品のショッピングバッグ6個を万引きした疑いがある。 少年らは、バッグを盗んだとみられる店とは別の店で不審な行動をしていたところ店員に声をかけられ、バッグを置き去りにして立ち去っていた。周辺の防犯カメラの映像などから特定し、7月31日に逮捕した。 少年らが放置したバッグの中には、公式キャラクター「ミャクミャク」のグッズなどが複数入っていた。府警はこれらについても転売目的で盗んだ疑いもあるとみて、入手の経緯を慎重に調べる。 万博会場では大学生2人が大量のミャクミャクグッズを盗んだとして既に逮捕・起訴されているが、少年2人は別のグループとみられる。 会場内のオフィシャルストアでは限定のミャクミャクグッズやコラボ商品などが販売され、人気の高さからフリマサイトなどで高値で取引されている。【斉藤朋恵、露木陽介】

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