「デリヘルで約2年性的サービスを強要され、売上金を搾取された」職業安定法違反の疑いで暴力団幹部ら男3人を逮捕

ホストクラブで借金を抱えた20代の女性にデリヘルなどを紹介したとして、暴力団幹部の男ら3人が逮捕されました。 女性は、のべ1100人あまりの客の相手をさせられたということです。 職業安定法違反の疑いで逮捕されたのは、住居不定で六代目山口組傘下組織幹部の前川良近容疑者(38)ら男3人です。 前川容疑者ら3人は、共謀の上、2022年6月7日、福岡市博多区でデリヘルを経営する男性に対し、福岡県内に住む20代女性に不特定多数の男性客を相手に対価を得て性的類似行為をさせる業務に就かせることを知りながら、職業紹介を行った疑いが持たれています。 警察によりますと、女性は、ホストクラブ通いで約100万円の借金を知人から抱えていて、前川容疑者らからデリヘルなどの職業を紹介され、2022年6月から約2年間でのべ1100人あまりの客の相手をさせられたということです。 女性の取り分は1人につき2000円から3000円の約16パーセント程度とみられ、2024年5月に女性が「暴力団の前川らに脅されデリヘルで約2年性的サービスを強要され、売上金を搾取された」などと警察に相談し、事件が発覚しました。 警察は、前川容疑者ら3人の認否は共犯のため明らかにしないとしています。

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