桐生市は31日、官製談合防止法違反と加重収賄の疑いで逮捕された桐生市の元副市長・森山享大容疑者の退職手当の支払いを差し止めたと発表しました。 桐生市によりますと、特別職の退職手当は任期ごとに支給されていて、2期目の途中だった森山容疑者の退職手当は583万6600円でした。条例で、退職手当は退職後1カ月以内に支払う必要があったことから、市は先月23日に退職手当分を追加する一般会計の補正予算を専決処分しました。しかし、森山容疑者が先月24日に官製談合防止法違反と加重収賄の疑いで逮捕されたため、市は捜査状況などを見守る必要があるとして、先月30日に退職手当の差し止めを決めたものです。