WNBAの試合中に「大人のおもちゃ」投げ込み事件が週に2回…観客を逮捕&最低1年の入場禁止分

米女子プロバスケットボールリーグのWNBAは2日(日本時間3日)、試合中のコートに「大人のおもちゃ」を投げ込んだ観客が逮捕され、最低でも1年間の入場禁止処分になると発表した。 事件は7月29日にアトランタ郊外で行われたドリーム―バルキリーズ戦の第4Q終盤に発生。投げ込んだ人物は即座に退場させられた。また、今月1日にシカゴで行われたスカイ―バルキリーズ戦でも第3Q途中に大人のおもちゃが投げ込まれる事件が起きたが、この人物が逮捕されたかは不明だという。 WNBAは「アリーナを利用する全ての人々の安全と健康がリーグの最優先事項です。コートや観客席に投げ込まれたあらゆる物は、選手、関係者、ファンの安全を脅かす可能性があります」と声明を発表。「リーグの安全基準に基づき、故意にコートへ物を投げ込んだファンはただちに退場させられ、最低1年間の入場禁止処分に加え、地元当局による逮捕および起訴の対象となります」と強調した。 スカイのCエリザベス・ウィリアムズは事件が起きた1日の試合後、「本当に失礼な行為。何がしたいのか全く分からない。本当に未熟。もっと大人になるべきです」と怒りを隠せない様子。入場時には手荷物検査が実施されているが、リバティのFイザベル・ハリソンは1日、自身のSNSに「警備員はもっとしっかりしてほしい。コートに物を投げ込むのは本当に危険」と記した。

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