マカオ、勤務先の家中から金品盗み質入れしたホームヘルパーの女逮捕

マカオ司法警察局は8月1日、勤務先の雇用主宅から職務上の便を悪用して複数回にわたって金品を盗み、宝飾品の一部を質入れしたなどとしてマカオでホームヘルパーとして勤務するフィリピン人の女(50代)を逮捕したと発表。 同局によれば、前月(7月)30日に雇用主が自宅の引き出しの中から現金と宝飾品=計10万4500パタカ(日本円換算:約193万円)相当=がなくなっていることに気づき、ホームヘルパーに問いただしたところ、盗んだことを認めたとし、同日夜にホームヘルパーを伴って同局を訪れ通報したとのこと。 同局の調べに対し、ホームヘルパーの女は直近3ヶ月にわたって複数回犯行を繰り返し、盗んだ宝飾品を質入れして3万2400パタカ(約59万円)の現金を得て、日常生活での使用と家族への送金で使い果たしたなどと供述。その後、同局がマカオ半島にある3軒の質店から女が質入れした宝飾品18点を発見、奪還したという。同局では女を加重窃盗及び巨額詐欺罪で検察院送致する方針。 マカオの家庭ではホームヘルパーを雇用することが一般的で、同種の事件がしばしば発生している。

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