北海道・小樽警察署は2025年8月3日、建造物侵入の疑いで、自称・札幌市清田区在住の17歳と16歳の少年2人を逮捕しました。 2人は3日午後10時半ごろ、小樽市長橋3丁目にある廃施設に侵入した疑いが持たれています。 警察によりますと、2人が侵入したのは旧・小樽第二病院の建物で、午後10時ごろ、警備会社から警察に110番通報があり事件が発覚しました。 警察官が駆けつけた際、少年2人が暴れるなどして逃走しようとしたため現行犯逮捕に至りましたが、その後建物内から女子高校生3人も見つかったということです。 調べに対し少年2人は容疑を認めていて、「肝試しに入った」などと供述しているということです。 建物に入っていた男女はいずれも友人関係とみられていて、別の友人が運転する車で札幌から小樽へ移動したとみられています。 警察によりますと、この建物は「心霊スポット」として知られていて、これまでも不法侵入の通報が相次いでいたということです。 警察は、建物への侵入方法などについて捜査するとともに、肝試し目的であっても立ち入りが禁じられた建物などには侵入しないよう呼びかけています。