孫になりすまして電話をかけ、富士宮市に住む高齢女性から現金5500万円をだまし取ったとして、詐欺グループの受け子とみられる男が、11日未明、逮捕されました。 逮捕されたのは、自称 名古屋市在住の飲食店店員の男(51)です。 警察によりますと、男は詐欺グループで共謀し、4月8日に富士宮市の80歳代の女性宅に、孫を名乗って「現金が入った鞄をなくした」と電話。男が孫の会社関係者になりすまし、女性宅付近で現金5500万円を受け取り、だまし取った疑いがもたれています。警察は、男の認否を明らかにしていません。 女性の元には国際電話の番号で電話がかかってきていたということで、警察では国際電話番号を悪用した詐欺被害が増えていると、注意を呼びかけています。