元国会議員が軍に連行され消息不明に…残された妻と娘が“厳しい尋問”ののちに見たものとは? 『アイム・スティル・ヒア』を採点!

1970年のブラジル。元国会議員で土木技術者のルーベンス・パイヴァ(セルトン・メロ)と妻のエウニセ(フェルナンダ・トーレス)は、5人の子どもたちとともに海にほど近いリオデジャネイロの家で幸せに暮らしていた。 そんなある日、見知らぬ男たちが家に現れ、事情も言わずにルーベンスを連れ去ってしまう。やがてエウニセと娘の1人も軍に連行され、厳しい尋問を受けることに。愛する夫の行方も、なぜ逮捕されたのかもわからず、答えのおぼつかないエウニセは12日間勾留される。さらに解放後も家族に監視がつき、相変わらず夫は戻ってこない。次第に使えるお金も底をつく。やがて夫の仲間がもたらした情報によって、エウニセは、リオデジャネイロの家を手放し、サンパウロに引っ越す決心をする――。

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