郵便配達員が倒れた2人発見 孫が同じ敷地に住む祖父母を工具で襲う 逮捕された29歳無職の孫の男は殺意否認 宮城・大崎市

4日、宮城県大崎市内で祖父母の頭などを工具で殴り殺害しようとしたとして、孫の29歳の無職の男が逮捕されました。男は、容疑を一部否認しています。 殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、宮城県大崎市田尻小松の無職、高橋祐貴容疑者(29)です。 警察によりますと、高橋容疑者は、4日午前7時40分頃から正午頃までの間、自宅の敷地内にある祖父の家でいずれも80代の祖父母の頭などを工具で殴り、殺害しようとした疑いがもたれています。 祖父母は、頭の骨を折るなどの大けがをしました。 現場近くで作業していた人: 「救急車2台くらい来てたかな、あととパトカー2、3台、刑事さんも来てましたね。何していたのかと思って」 近所の人: 「よく夜中でも昼間でも(容疑者宅から)怒声が聞こえてきたりたまにあった」 祖父の家を訪れた郵便配達員が、倒れている2人を見つけ警察に通報し、警察が、自宅にいた高橋容疑者を逮捕しました。 取り調べに対し、高橋容疑者は、工具で殴ったことは認めた一方で、殺意を否認しています。警察が、事件の詳しい経緯を調べています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加