自宅前に置いた現金1500万円だまし取られる 60代女性が詐欺被害

警察官や検事などをかたり、現金を紙袋に入れて自宅の前に置くよう指示された大分市の60代の女性が1500万円をだまし取られたことがわかりました。 警察によりますと今年9月、大分市内の女性(60代)の自宅に大手通信会社を名乗る女から「固定電話が不正に利用されている」と電話がありました。 その後、警視庁の警察官や検事をかたる男に代わり、「逮捕した暴力団員があなた名義の口座を持っていてお金を調べる必要がある」などと言われました。 これを信じた女性は、口座から引き出した現金1500万円を紙袋に入れて9月28日、指示された通りに自宅の玄関先に置き、だまし取られたということです。 11月に入って相手と連絡が取れなくなったことから不審に思った女性が警察に相談して被害が判明しました。 警察は「お金を要求する電話は詐欺を疑い相談してください」と注意を呼びかけています。

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