ことし6月、大阪・ミナミにある違法なパチスロ賭博店が摘発された事件で、店の経営者とみられる男が逮捕・起訴されていたことがわかりました。 常習賭博の罪で先月、逮捕・起訴されたのは、大阪市中央区宗右衛門町の違法パチスロ賭博店、「GOOD」の経営者とみられる伊藤将史被告(38)です。 伊藤被告はことし6月、店に置いたパチスロ機で常習的に客に金を賭けさせた罪に問われています。 事件をめぐってはすでに店長や従業員など6人が検挙されたほか、40代から50代の客3人も賭博の疑いで検挙されました。 警察が店を捜索した際、パチスロ機26台が押収されていて、伊藤被告らは通常よりも高額のレートで客に金を賭けさせていたということです。 警察の調べに対し、伊藤被告は「店長の営業を手伝ったことはあるが、自分は経営者ではない」と容疑を否認しています。