山形大学に「産学連携教授」として勤務する男性が3日、東京都内で痴漢の疑いで現行犯逮捕されていたことがわかりました。男性は警察の調べに対し「どうも、すみません」と話し、容疑を認めているということです。 東京都の迷惑防止条例違反の疑いで現行犯逮捕されたのは山形県米沢市にある山形大学有機エレクトロニクスイノベーションセンターに「産学連携教授」として勤務している65歳の男性です。 捜査関係者によりますと、男性は3日、都内を走る京急線の電車内で、座席にいた20歳の女子大学生の右ひじに複数回、自身の下半身を押し付けた疑いです。被害を受けた女子大学生が電車内で男性を取り押さえ、品川駅で警察官に引き渡したということです。男性は自宅がある神奈川県から勤務先に戻る途中だったとみられています。 警察の調べに対し、男性は「どうも、すみません」と供述し容疑を認めているということです。男性は5日、釈放されました。 山形大学は男性の逮捕を受け「極めて遺憾で被害に遭われた方などに深くお詫びを申し上げます。事実関係が判明次第、適正に対応してまいります」とコメントしています。