3億9000万円相当の電源ケーブルだまし取ったか…架空の工事で500巻発注 逮捕された55歳男はすでに転売 浜松中央署

20年来の付き合いのある会社から販売価格およそ3億9000万円相当の電源ケーブルをだましとったとして、電気工事業の55歳の男が逮捕されました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、浜松市中央区に住む電気工事業の55歳の男です。男は2021年12月から翌年7月までの間に、複数回にわたり電気工事材料などを提供する会社から販売価格あわせておよそ3億9000万円相当の電源ケーブル500巻をだまし取った疑いが持たれています。 当時、男は電気通信設備の設計を行う会社の取締役で、取引名目で電源ケーブルをだまし取ろうと考え、従業員に対し、大規模工場の建設工事のため電源ケーブルが大量に必要であるなどと嘘の工事に関する資材を発注したということです。 男は被害にあった会社とは20年来の付き合いで仕事仲間でした。電源ケーブルは買い取り業者に売却していて、転売目的で犯行に及んだとみられます。警察の調べに対し、男は容疑を認めているということです。

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