西鉄高速バス乗っ取り、重傷負った直後の心境は…「私の受けた傷と同じくらい少年の心は傷ついていた」

2000年5月、当時17歳の少年が起こした西鉄高速バス乗っ取り・殺傷事件で重傷を負った山口由美子さん(75)(佐賀市)が、大分県玖珠町で開かれた「社会を明るくする運動」玖珠郡大会で講演した。山口さんは事件後、少年が引きこもっていたことを知り、不登校の子どもたちを受け入れるフリースペースの運営を続けている。参加した保護司らを前に「支援される側の人は自分の本当の姿、ありのままを受け入れてくれる人を求めている」などと語った。(秋吉直美)

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