大崎市内で祖父母の頭などを工具で殴り殺害しようとしたとして孫の男が逮捕された事件で男が祖父の自宅の出入り口付近で暴れ窓ガラスも割っていたことが警察への取材で新たに分かりました。 殺人未遂の疑いで逮捕された、大崎市田尻小松の無職・高橋祐貴容疑者(29)の身柄は6日、仙台地方検察庁に送られました。 警察によりますと高橋容疑者は4日、自宅の敷地内にある祖父の家で80代の祖父母の頭などを工具で殴り、殺害しようとした疑いがもたれています。 祖父母は、頭の骨を折るなどの大けがをしました。 祖父の家の出入り口の窓ガラスは割られていてその付近に祖父母が倒れていたことが警察への取材で新たに分かりました。出入り口付近には工具が落ちていて警察が凶器とみて調べを進めています。 取り調べに対し、高橋容疑者は「殺すつもりはなかった」などと容疑を一部否認していて警察がトラブルの有無を含め動機や経緯を捜査しています。