ロシア国籍の男3度目の逮捕 旧社宅の風呂場で関係者と鉢合わせ…蛇口の山を残し逃走 北海道

北海道・釧路警察署は2025年8月6日、釧路市に住むロシア国籍のロゴフ・ニコライ容疑者(51)を建造物侵入と窃盗未遂の疑いで再逮捕しました。 ロゴフ・ニコライ容疑者は、2025年1月28日午前9時15分ごろ、釧路市大楽毛の工場が所有する旧社宅に侵入し、風呂場や台所などの蛇口を盗もうとした疑いがもたれています。 工場の関係者が、旧社宅の共同玄関に侵入防止で張られた板が取り外されている事に気づき、確認すると、部屋の風呂場で外国人風の男と鉢合わせしたということです。 その男は隙を見て逃走しましたが、押し入れには数十個の蛇口の山とリュックが残されていました。 リュックの中には、飲みかけのペットボトル飲料が入っていて、ロゴフ・ニコライ容疑者のDNAと一致したことが逮捕の決め手となりました。 ロゴフ・ニコライ容疑者は、建造物侵入の容疑は認めていますが「窃盗目的ではない。欲しいものは後から許可をもらうつもりだった」と容疑を一部否認しています。 ロゴフ・ニコライ容疑者は来日して約20年、釧路市では5年ほど生活していて、ことしの5月と7月には、合わせて車3台を盗んだとして2度逮捕されています。 最初の逮捕時には「ただで持っていって良いと言われた」と話していました。 警察は、いずれも転売目的とみていて、釧路市内では蛇口が盗まれる被害が数件確認されていることなどから、さらに余罪を調べています。

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