斎藤知事に「殺すぞ」など危害加える内容の脅迫「これまで400件以上」、被害届も提出

兵庫県の斎藤元彦知事は6日の定例記者会見で、これまでに自身の身体に危害を加えるといった内容の脅迫事案が400件以上あったと明かした。兵庫県警に相談しながら、必要に応じて被害届を出すといった対応を進めてきたとしている。 県警は同日、県のホームページ上に「殺すぞ」などと書き込み、斎藤氏を脅迫したとして長崎県壱岐市に住む無職の男を逮捕、送検したと発表。この日の会見で事件に対する受け止めを尋ねられた斎藤氏は「危害を加える投稿は公務の円滑な遂行だけでなく、県民や職員の安全にも影響を及ぼしかねない。やむをえず警察に対応をお願いした」と述べた。 県秘書課によると、これまで県に寄せられた斎藤氏への脅迫事案は約450件に上る。斎藤氏は「SNSにおける誹謗(ひぼう)中傷や脅迫など、人を傷つける行為は、誰に対してもやるべきでないと、全ての皆さまにお伝えしたい」と話した。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加